「自分を変えたいのに動けない」「気づけばスマホで時間が消える」。
そんな日が続くと、「もっと努力しなきゃ」と自分を責めてしまう。でも、それは間違いです。
行動できない原因は、あなたの意志ではなく"脳の設計"にあります。
この記事では、僕自身を救った「10分の退屈」という驚くほど簡単な方法を紹介します。
努力したいのに"動けない"
朝起きて、
「今日はちゃんとやるぞ」と思う。
タスクもある。
ジムにも行きたい。
髪を整えて、仕事に集中したい。
でもベッドに座ったままスマホを開くと──
TikTok、YouTube。
気づけば30分、気づけば1時間。
頭はどんよりして、
"やらなきゃ"の気持ちだけが重く積もっていく。
そしてまた今日も、
やるべきことがひとつも進まない。
「自分って本当にダメだな…」
動けないのは"脳が焼き切れている"から
多くの人は「怠けてるだけ」「意志が弱い」と思ってしまうけど、
本当の原因は ドーパミンの"疲弊(burnout)" にあります。
スマホやアプリの多くは、
あなたの"報酬系"を刺激するように作られている。
- TikTokの短くて刺激的な動画
- ゲームの小さな勝利
- SNSの通知
これらは全て "すぐ、強く、繰り返し" 脳に快感を与える。
つまり、
脳が「簡単な報酬」に慣れすぎてしまう。
その結果どうなるか。
- タスクは遅い
- 努力が必要
- 不安がある
- 脳が「報酬が少ない」と判断してしまう
→ やる気が出るわけがない。
あなたが悪いんじゃない。
あなたの脳が、人工的な刺激でオーバーヒートしているだけだ。
僕が「10分の退屈」で取り戻したもの
正直に言うと、僕も完全に"焼き切れて"いた。
タスクは溜まる一方。
ジムに行こうとしても動き出せない。
身だしなみすら面倒になる日もあった。
毎日「今日こそ」と思っては、
気づけばスクロール地獄。
そんなある日、
ふと気づいた。
「脳が刺激に慣れすぎてるのかもしれない」
そこで試したのが、
"あえて退屈を味わう"10分間 だった。
- スマホを伏せる
- 座る
- 何もしない
- 前を見るだけ
最初は地獄のように退屈。
でも10分経った頃、
不思議な感覚が湧いてきた。
「何かしたい」
タスクが"面倒"ではなく、
"むしろ動きたい"と感じた。
やりたい気持ちが、自然に戻ってきた。
たった10分で。
そこから、
僕はやるべきことを淡々とこなせるようになった。
今日からできる"10分リセット"
👉 10分間、何もしない時間を作る。
これは
ドーパミンレベルを平常に戻す"リセット" のようなもの。
脳が"退屈"を感じると、
自然と「本物の報酬」を求め始める。
その結果:
- タスクが魅力的に感じる
- ジムに行く気が湧いてくる
- 身だしなみを整える余力が戻る
- 先延ばしが弱くなる
努力じゃない。
意志力でもない。
脳を休ませるだけで、行動力が戻る。
もし一人で続けるのが難しいなら、
CoFocusRoomのようなオンライン自習室で、
他の人と一緒に静かに集中する時間を作るのも効果的です。
退屈な時間を共有することで、集中力と行動力を自然に取り戻せます。
10分の退屈が、あなたの行動を変えていく
10分、座って何もしない。
それだけで脳がクリアになって、
「やるか」と自然に動けるようになる。
今日10分。
明日も10分。
気づけば、
"動けない自分"から
"動き出せる自分"へと変わっていく。
やる気は作るものじゃない。
やる気は、退屈の中から自然と育つ。
あなたの行動力は、今日の10分から取り戻せる。